じゃがいも
粉質のじゃがいもと粘質のじゃがいもは正反対の役目です。一方は崩れるのが仕事で、もう一方は形を保つのが仕事です。
粉質と粘質
- 粉質(でんぷんが多い):加熱するとほろほろに崩れます。ラセットなど。マッシュポテト、ニョッキ、フライドポテト(フィッシュ・アンド・チップス)。
- 粘質(でんぷんが少ない):形を保ちます。サラダ用やゆで用の品種。カムジャジョリム、スープ、ポテトサラダ。
取り違えると料理が崩れます。粘質のじゃがいもをつぶすとのりのようになり、粉質のじゃがいもは煮込みの中で溶けてしまいます。
二度揚げする
フライドポテトは160°Cで中まで火を通し、190°Cで色をつけます。その前に、切ったじゃがいもを冷水にさらして表面のでんぷんを洗い流し、水気を完全にふきます。ピケ・マチョのフライドポテトがソースをかけてもへたらないのは、二段階で揚げるからです(揚げ物を参照)。
水からゆでる
じゃがいもは水から入れて、水と一緒に温度を上げます。沸騰した湯に入れると、外が煮えすぎて中は固いままになります。大きさをそろえて切るのも同じ原則です(包丁の基本を参照)。
片栗粉
片栗粉(じゃがいもでんぷん)はじゃがいもとは別の食材です。揚げ衣を軽くし(唐揚げ、タンスユク)、ソースにとろみをつけます。コーンスターチより早くとろみがつき、透明に仕上がります。
保存
- 暗く涼しく風通しのよい場所で。光に当たると緑色になってソラニンができます。緑の部分と芽は取り除き、ひどく緑化したものは捨ててください。
- 冷蔵しないこと。低温ででんぷんが糖に変わり、甘くなって、揚げると焦げたり色がつきすぎたりします。
- 玉ねぎと一緒に保存しないこと。互いに芽が出るのと傷むのを早めます。
- 切ったじゃがいもは変色を防ぐため冷水に入れ、その日のうちに使います。
代用
- さつまいも:糖分も水分も違います。代用というより別の料理になります。
- タロイモや山芋:ブーニャのような根菜が主役の料理では入れ替えられます。
- カリフラワー:マッシュの低糖質の代わりとしてよく使われます。