ピケ・マチョ(フライドポテトにのせた牛肉とソーセージ)

写真: MollySVH · CC BY 2.0

ピケ・マチョ(フライドポテトにのせた牛肉とソーセージ)

コチャバンバ発祥の、ボリビアを代表するシェア用の大皿料理です。カリッと揚げたポテトの上に、焼き色をつけた牛肉とソーセージ、玉ねぎ、トマト、辛いロコト唐辛子を重ね、マヨネーズとマスタードをジグザグにかけて仕上げます。ソースはフライパンで肉に煮詰めてポテトのカリカリを保ち、盛りつけたらすぐに出しましょう。

材料

4人分
  • 牛肉 · サーロイン、ランプ、ミスジなどを2cm角に500g
  • ソーセージ · チョリソーかフランクフルトを斜め切り200g
  • じゃがいも · 粉質のもの。1cm幅の棒状に切る800g
  • 揚げ油 · 鍋に深さ3cm以上
  • 塩 · 牛肉とポテトに別々にふる
  • 黒こしょう · 粗挽き
  • フライパンソース
  • 玉ねぎ · 厚めの薄切り。シャキッと残したい1大
  • トマト · 形が残るよう大きなくし形に2中
  • ロコト唐辛子 · または辛い生の唐辛子なら何でも。辛くしたければ種を残す2
  • にんにく · みじん切り3かけ
  • クミンパウダー · ボリビア料理の基本の香り小さじ1
  • 醤油 · ボリビアの台所でもよく使われる大さじ1
  • ラガービール · ビーフストックでも代用可100ml
  • 仕上げ
  • 固ゆで卵 · 半分に切る2
  • マヨネーズ · ジグザグ用に絞り出しボトルで
  • イエローマスタード
  • ケチャップ · お好みで。3つとも使う店が多い
  • グリーンオリーブ · お好みで4

作り方

  1. じゃがいもを1cm幅の棒状に切り、冷水に10分さらしてから、水気を完全にふき取る。濡れたポテトは油がはね、決してカリッとしない。

    ⏲ 15分
  2. ポテトを160°Cの油で5〜6分下揚げする。中まで火が通り、色はまだ白い状態で取り出して冷ます。この一度目の揚げが、あとでソースに負けない強さを与える。

    ⏲ 6分 40秒
  3. 卵を固ゆでにして殻をむき、半分に切る。玉ねぎは厚めの薄切りに、トマトは大きなくし形に、唐辛子は斜め切りにする。

    ⏲ 10分
  4. 牛肉の角切りに塩とこしょうをふる。フライパンを強く熱し、2回に分けて濃い焼き色がつくまで焼きつける。詰め込むと牛肉は焼けずに蒸れる。

    ⏲ 8分
  5. 同じフライパンにソーセージを入れ、自らの脂で焼き色をつけ、にんにくとクミンを加えて30秒だけ炒める。焦げたクミンは苦くなる。

    ⏲ 4分
  6. ビールと醤油を注ぎ、強火でフライパンがほとんど乾くまで煮詰める。これを省くとポテトが汁に溺れる。料理が成功するかどうかはここで決まる。

    ⏲ 5分
  7. ポテトを190°Cで2〜3分、濃い黄金色になるまで二度揚げする。油をきり、塩をふる。

    ⏲ 3分 20秒
  8. 火を止め、余熱で玉ねぎ、トマト、唐辛子をフライパンで30秒ほどからめる。温まればよく、火を通すのではない。

    ⏲ 30秒
  9. 大皿にポテトを広げ、肉とソーセージをのせ、その上に野菜を盛る。縁に半分に切った卵とオリーブを添える。

    ⏲ 2分
  10. 上からマヨネーズとマスタードをジグザグにかけ、すぐに出す。何人かでフォークでつつく大皿料理なので、5分置くとポテトがしんなりする。

アレンジ

  • 本来の即興版:コチャバンバでは、切りたての牛肉ではなく、焼き肉の残りで作ることも多いのです。始まりもそうで、残りものを何でも使う深夜のバーの料理でした。
  • チャルケで:戻して裂いた干し牛肉(チャルケ)を使うと、うま味がぐっと深くなります。
  • 鶏肉のピケ:もも肉で作ると軽くなり、子どもも食べられます。
  • チーズのせ:最後に白いフレッシュチーズを崩してのせる店もあります。
  • サルサ・クリオージャを添えて:玉ねぎとトマトをライム汁と塩に5分漬けたものが、こってり感を断ち切ってくれます。
  • さつまいものフライ:その甘さがロコトの辛さとよく合います。

コツ

  • ポテトは二度揚げしましょう。160°C、次に190°Cです。一度揚げのポテトは、肉汁が触れた瞬間にくたっとなります。
  • ソースはフライパンで、肉に煮詰めましょう。ポテトに液体をかけると5分もたたずに台無しになります。盛りつける前に、フライパンがほとんど乾いて見えるべきです。
  • 野菜は火を止めてから加えましょう。シャキッとした玉ねぎとトマトが、揚げたじゃがいもと牛肉の重さを支えます。火を通してしまうと、ありふれた炒め物になります。
  • 辛さの主役はロコトです。このボリビアの唐辛子は猛烈に辛いだけでなく果実味もあります。代用するなら、失われた香りを補うために種を少し残しましょう。
  • 大皿は先に温めておきましょう。温度の違う3つの要素は、冷たい皿の上ではすぐに冷めます。
くわしい説明と理由 (1)
  • 名前は「マッチョな一刺し」という意味です。辛さが自慢なのです。比較的新しい料理で、1980年代のコチャバンバのレストランが起源とされ、今ではビールを飲みながら分け合う、ボリビアでいちばん有名な料理です。

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