プディング・ショムール(熱いメープルシロップの下で焼くケーキ)

写真: TomMimo · CC0

プディング・ショムール(熱いメープルシロップの下で焼くケーキ)

ケベックのデザート。素朴なケーキ生地を型に広げ、メープルシロップと生クリームで作った熱いシロップを注いで全体を焼きます。オーブンの中でケーキはシロップを突き抜けてふくらみ、シロップは底に沈んで濃厚なソースになります。

材料

6人分
  • 生地
  • 小麦粉(中力粉)150g
  • ベーキングパウダー小さじ2
  • 塩1ひとつまみ
  • バター · やわらかくする60g
  • 砂糖100g
  • 卵1
  • 牛乳125ml
  • バニラエクストラクト小さじ1
  • シロップ
  • メープルシロップ250ml
  • 生クリーム(乳脂肪35%)250ml
  • 添えるもの
  • バニラアイスクリーム適量

作り方

  1. オーブンを180°Cに予熱する。20cm角など、深さ6cm以上の耐熱容器にバターを塗り、吹きこぼれに備えて天板にのせる。

  2. 小麦粉、ベーキングパウダー、塩を混ぜる。バターと砂糖をクリーム状になるまで混ぜ、卵とバニラを加えて混ぜる。

    ⏲ 5分
  3. 粉類と牛乳を2〜3回に分けて交互に加え、粉が見えなくなるまでだけ混ぜる。固めの生地になる。容器の底に均一に広げる。

    ⏲ 3分
  4. 鍋でメープルシロップと生クリームを沸騰させ、1分沸騰させ続ける。

    ⏲ 1分
  5. 熱いシロップをスプーンの背に伝わせて、生地の上にゆっくり注ぐ。混ぜない。生地が沈んだように見えても問題ない。

  6. ケーキがシロップを突き抜けてふくらんで焼き色がつき、縁でシロップがふつふつと泡立つまで35〜40分焼く。

    ⏲ 40分
  7. 15分置いてから、底のソースと一緒にスプーンですくい、アイスクリームをのせる。

    ⏲ 15分

アレンジ

  • きび砂糖のシロップ:元のシロップはメープルではなく、きび砂糖を水に溶かしたものでした。きび砂糖200gに水375mlです。
  • 牛乳で:生クリームの代わりに牛乳を使うと、さらりとした軽いソースになります。
  • チョコレート:生地にココアパウダーを入れます。
  • ラズベリー:シロップをかける前に、生のラズベリーを生地に散らします。

コツ

  • シロップは沸騰した熱さで注ぐ。
  • 注いだら混ぜない。
  • 深い容器と、下に天板を。焼いているあいだずっとシロップが泡立ちます。
  • 生地は固めに。ゆるい生地はシロップに溶けてしまいます。
  • すぐに出さない。15分置くとソースが落ち着きます。
くわしい説明と理由 (2)
  • ソースはオーブンが作る。英語版とフランス語版のウィキペディアによると、シロップは生地の上にかけますが、焼くうちにケーキがその中を突き抜けてふくらみ、シロップは入れたときより濃くなって底に落ち着きます。スティッキー・トフィー・プディングは別に作ったソースを焼き上がったスポンジにかけ、タルト・タタンはキャラメルを下にして焼き、ひっくり返して取り出します。プディング・ショムールはそのどちらでもなく、生地がオーブンの中でひとりでに上下を入れ替えるのです。
  • 失業者のプディング。それが名前の意味です。フランス語版ウィキペディアによると、1929年の大恐慌のさなかにモントリオールの工業地区で生まれ、元の材料は小麦粉、バター、牛乳、きび砂糖の四つだけでした。今いちばん一般的なシロップは、メープルに牛乳か生クリームを合わせたものです。英語版ウィキペディアは、メープルの採取の季節にシュガーシャックの食事によく出るものの、とくにメープルのデザートというわけではないと記しています。

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