辛子れんこん(からし味噌を詰めて揚げたれんこん)

写真: MaedaAkihiko · CC0

辛子れんこん(からし味噌を詰めて揚げたれんこん)

熊本の料理です。れんこんの穴すべてにからし味噌を詰め、ターメリックで黄色くした衣をつけて揚げます。5〜10mmの厚さに切ると、どの切り口にも穴に詰まった味噌が花のように見えます。

材料

4人分
  • れんこん · 太くまっすぐなもの、約300g1節
  • 酢 · 下ゆでの湯用大さじ1
  • からし味噌
  • 粉からし(和からし)大さじ2
  • ぬるま湯 · 約40°C大さじ2
  • 味噌(麦味噌または米味噌)150g
  • そら豆の粉 · なくてもよいが、入れないと置いておくうちに中身が硬くなる大さじ1
  • 衣
  • 小麦粉(中力粉)60g
  • ターメリック小さじ1
  • 水80ml
  • 菜種油またはサラダ油 · 揚げ油用1l

作り方

  1. れんこんの皮をむき、穴がまっすぐ通るように両端を切り落とす。酢を入れた熱湯で5分下ゆでし、湯をきる。

    ⏲ 5分
  2. 縦に立てて穴の中の水を落とし、完全に冷ます。

  3. 粉からしをぬるま湯で溶いて10分置き、味噌とそら豆の粉を混ぜる。

    ⏲ 10分
  4. 広い皿にからし味噌を山のように盛る。れんこんの切り口を何度も押しつけ、反対側の穴から味噌が出てくるまで続ける。反対の端からも同様にする。

  5. 外側をきれいに拭いて包み、冷蔵庫で5時間以上休ませる。

  6. 小麦粉、ターメリック、水を粘りが出るまで混ぜる。両端も含めて、れんこん全体に厚く均一にまぶす。

  7. 180°Cの油で転がしながら、衣が固まって黄色くなるまで揚げる。

    ⏲ 3分 30秒
  8. 取り出して少し冷まし、5〜10mmの厚さに切る。そのまま、または醤油やマヨネーズをつけて食べる。

アレンジ

  • 明太子れんこん。 福岡では、からし味噌の代わりに辛子明太子を穴に詰めます。
  • 辛子れんこんチップス。 薄切りにしてもう一度揚げます。
  • コロッケやサンドイッチ。 熊本では、崩してコロッケに入れたり、パンにはさんだりもします。

コツ

  • からしは水で溶いて10分置く。 辛みが出るには時間がかかります(スパイスを油で引き出す)。
  • れんこんを味噌の山に押しつけて詰める。 反対側から押し出されてきたら、穴はいっぱいです。
  • 揚げる前に5時間以上休ませる。
  • 衣は両端も含めて厚く均一に。
  • 菜種油を使うと黄色が鮮やかになる。 衣のターメリックとあいまって、澄んだ黄色に揚がります。
  • 真空パックにしない。 包んで冷蔵庫で保存し、2〜3日以内に食べきります。
  • この料理には食中毒の歴史がある。 1984年6月、真空パックの辛子れんこんがボツリヌス菌による食中毒を引き起こし、36人が中毒になって11人が亡くなりました。毒素は工場が使っていた粉からしから見つかりました。その後、熊本の辛子れんこんの協同組合は、真空パック製品を作らないという決まりを設けました。家庭でも空気を抜いて密封せず、冷蔵庫で保存して早めに食べてください。
くわしい説明と理由 (1)
  • そら豆の粉が硬くなるのを防ぐ。 日本語版ウィキペディアによると、製法は江戸時代からほとんど変わっておらず、置いておくうちに硬くなるのを防ぐため、からし味噌にそら豆の粉を入れます。からし自体は、油っこいものはのぼせを招くという昔の考えから入れられたものです。衣は小麦粉、ターメリック、水を粘りが出るまで練ったもので、厚くつけて180°C前後で揚げます(揚げ物)。れんこんの穴を生かした別の料理として、甘いものならヨングンジョングァがあります。

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