ざるそば(冷たいそばとつけ汁)

写真: 毒島みるく · CC0

ざるそば(冷たいそばとつけ汁)

そばをゆでて冷水で洗い、ざるで水気をきって、冷たいつゆにつけて食べます。ゆでた麺の表面のでんぷんを冷水でもみ洗いして落とすこと、つゆを前もって作って冷やしておくこと。そばそのものの味を引き出すのは、この2つです。

材料

2人分
  • つゆ(前日に作って冷やす)
  • 水400ml
  • 昆布 · 10cm。沸騰する前に取り出す1枚
  • かつお節 · 火を止めてから入れ、浸して出す15g
  • 醤油 · 濃口醤油、または韓国の濃い醤油100ml
  • みりん80ml
  • 砂糖大さじ1
  • 麺
  • 乾そば · そば粉の割合が高いほど切れやすい200g
  • 添えるもの
  • 小ねぎ · ごく細い小口切り。水にさらして辛味を抜く3本
  • わさび · つゆに溶かさず、麺にのせる小さじ1
  • 大根 · お好みで。すりおろして水気を絞る50g
  • 焼きのり · お好みで。刻んで上にのせればざるそばになる1枚

作り方

  1. まずつゆを作る。昆布を水に入れてゆっくり温め、沸騰する直前に取り出す。昆布を煮立てると、だしがぬめって苦くなる。

    ⏲ 10分
  2. 火を止めてかつお節を加え、2分浸してから布でこす。自然に落ちるのを待つこと。絞ると濁る。

    ⏲ 3分
  3. こしただしに醤油、みりん、砂糖を加え、ひと煮立ちさせてアルコールを飛ばし、完全に冷まして冷蔵庫に入れる。冷蔵庫でひと晩おくと味がまろやかになる。

    ⏲ 5分
  4. 湯はたっぷり沸かす。麺200gに対して2l以上。少ないと温度が下がり、麺にコシがなくなる。塩は入れない。パスタではない。

    ⏲ 8分
  5. 麺を袋の表示時間、たいてい3〜5分ゆでる。1本かんでみて、硬い芯がなくなった瞬間に湯をきる。

    ⏲ 5分
  6. 冷水に移して両手でもみ洗いする。水を2〜3回替え、表面がぬるぬるではなくキュッと鳴るようになるまで。その表面のでんぷん(ぬめり)が麺同士をくっつけ、そばの風味を隠してしまう。

    ⏲ 3分
  7. 仕上げに氷水に30秒つけて締め、しっかり水気をきる。麺についた水がつゆを薄めてしまう。

    ⏲ 30秒
  8. ひと口分ずつ丸めてざるや皿に盛る。のりを使うなら、ここで刻んでのせる。

    ⏲ 2分
  9. 冷たいつゆを猪口に注ぎ、小ねぎを入れる。わさびはつゆに溶かさず麺にのせる。溶かすと香りが散ってしまうだけだ。

    ⏲ 1分
  10. ひと口ごとに麺の下3分の1だけをつゆにつける。つゆは濃いめに作ってあるので、全部浸すと塩辛くなる。

    ⏲ 1分

アレンジ

  • もりとざる:違いはのり1枚です。のりなしならもり(盛り)、刻みのりをのせればざる(ざる)。もとは器の違いでしたが、今はのりで見分けます。
  • かけそば(温かいそば):同じつゆを水で3〜4倍に薄めて温め、かけます。麺はいつもどおり冷水で洗い、出す前に湯で温め直します。
  • 天ぷらを添えると天ざるになります。天ぷらは別の皿に盛り、つゆは冷たいままにしておきます。
くわしい説明と理由 (1)
  • 二八と十割:二八はそば粉8割に小麦粉2割、十割はそば粉100%です。十割はそばの香りがずっと強いものの、グルテンがないので切れやすく、ゆで時間も短くなります。始めるなら扱いやすい二八がよいでしょう。

コツ

  • 湯に塩を入れない。そばにはすでに塩が含まれていて、加えても塩辛くなるだけです。
  • つゆはしっかり冷やす。ぬるいつゆは麺を温めて食感を損ないます。冷蔵庫で最低2時間、ひと晩ならなおよいでしょう。だしの取り方はだしとスープにあります。
  • そば湯:ゆで汁を取っておき、最後に残ったつゆに注いで飲みます。そばの栄養がそこに溶けていて、これを飲まないと食事は終わりません。
  • 昆布は決して煮立てない。このだしは澄んでいなければなりません。理由はうま味の重ね方にあります。
  • 同じ趣の冷たい麺なら冷麺を、太くもちもちした仲間ならうどんをどうぞ。
くわしい説明と理由 (1)
  • 麺を洗うことがこの料理のすべてです。ゆでたそばには表面のでんぷんが厚くついています。そのままにすると麺がくっつき、そばの風味が埋もれてしまいます。キュッと鳴るまでもみ洗いしてください。

この料理の土台になる基本

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