ブン・ボー・フエ(エビの発酵ペースト入りレモングラス風味の牛肉麺スープ)

写真: Vinnie Cartabiano · CC BY 2.0

ブン・ボー・フエ(エビの発酵ペースト入りレモングラス風味の牛肉麺スープ)

ベトナム中部フエの牛肉麺スープです。牛骨、すね肉、豚足をレモングラスと煮込み、エビの発酵ペースト(マム・ルオック)で味をつけ、赤いラー油で仕上げます。米麺はフォーの麺より太く、断面が丸いものを使います。

材料

4人分
  • スープ
  • 牛骨1kg
  • 牛すね肉 · 塊のまま600g
  • 豚足 · 2〜3cm幅に切ったもの800g
  • レモングラス · 包丁の背でたたいて束ねる6本
  • 水3.5l
  • マム・ルオック(エビの発酵ペースト) · ほかのエビペーストでもよい。その場合は量を減らす大さじ2
  • ヌクマム大さじ3
  • 砂糖 · あれば氷砂糖大さじ1
  • 塩 · 適量
  • ラー油
  • サラダ油大さじ5
  • アナトーシード · またはパプリカパウダー小さじ1大さじ1
  • レモングラス · ごく細かいみじん切り大さじ2
  • エシャロット · みじん切り2
  • にんにく · みじん切り3かけ
  • 粗挽き唐辛子大さじ2
  • 麺と具
  • 太い丸断面の米麺(ブン・ボー) · 乾麺400g
  • チャー・ルア(ベトナムの豚肉ハム) · お好みで、厚切り150g
  • 豚の血のゼリー · お好みで200g
  • 玉ねぎ · ごく薄切り0.5
  • 青ねぎ3
  • パクチーとミント1ひとつかみ
  • もやし150g
  • ライム · くし形切り1

作り方

  1. 牛骨と豚足を熱湯で5分下ゆでし、ざるに上げて冷水できれいに洗う。

    ⏲ 5分
  2. 大鍋に水3.5l、牛骨、豚足、すね肉、たたいたレモングラスを入れる。沸騰したら弱火にし、アクを取りながら静かに煮る。

    ⏲ 10分
  3. 1時間30分たったらすね肉を取り出し、冷水で冷ます。豚足は箸がすっと通るまで、さらに1時間ほど煮る。

    ⏲ 90分
  4. エビペーストを水250mlに溶き、15分置いて沈殿させる。上澄みだけを鍋に注ぎ、沈殿物は捨てる。さらに20分煮る。

    ⏲ 20分
  5. ラー油を作る。油にアナトーシードを入れて弱火で温め、油が赤くなったらこして種を除く。みじん切りのレモングラス、エシャロット、にんにくをきつね色になるまで炒める。

    ⏲ 4分
  6. 火から下ろし、粗挽き唐辛子を混ぜる。油の余熱で唐辛子に火が通る。

  7. レモングラスの束を取り出し、ヌクマム、砂糖、塩で味をととのえる。ラー油の半量をスープに混ぜる。

    ⏲ 2分
  8. たっぷりの湯で麺を袋の表示どおり(通常8〜10分)ゆで、冷水で洗う。

    ⏲ 9分
  9. すね肉を薄切りにする。器に麺を入れ、すね肉、豚足、チャー・ルア、血のゼリーをのせ、煮立ったスープを注ぐ。玉ねぎ、青ねぎ、パクチーを加え、もやし、ミント、ライム、残りのラー油を添えて出す。

アレンジ

  • チャー・クア入りブン・ボー・フエ。 カニと豚肉のつみれを入れるフエのスタイルです。
  • サイゴン風。 血のゼリーとカニのつみれの代わりに、チャー・ルアをたっぷり入れます。
  • 辛さ控えめ。 ラー油をスープに入れず、別添えにします。
  • ほかの麺。 太い丸麺が見つからなければ細いビーフンでも作れますが、スープのからみは少なくなります。

コツ

  • エビペーストは上澄みだけを使う。 沈殿物はスープを濁らせ、器の底にたまります。
  • レモングラスは2回使う。 茎ごと煮込んで下地の香りに、みじん切りにして油で炒めてトップノートにします。
  • 粗挽き唐辛子は火から下ろして加える。 加熱中の油では数秒で焦げます。
  • 澄んだスープを目指さない。 赤く、油が浮いたスープこそがこの料理です。
くわしい説明と理由 (1)
  • エビの発酵ペーストのもうひとつの扱い方。 カレーラクサはブラチャンをアルミホイルで包んで先に炒り、きつい匂いを飛ばします。ブン・ダウ・マム・トムはマム・トムを加熱せずに食卓に出します。このスープはその中間です。ペーストを水に溶いて沈殿させ、上澄みだけを数リットルのスープに加えて20分以上煮ます。長く煮ることがラクサの炒る工程と同じ役目を果たし、ペーストの量に対してスープがとても多いので、匂いではなく深みとして残ります。同じ材料で、このスープがフォーの澄んだスープからこれほど離れるのはそのためです(だしとスープ)。

この料理の土台になる基本

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