イヌン・ウナン(酢としょうがで煮たビサヤの魚)

写真: Obsidian Soul · CC BY-SA 4.0

イヌン・ウナン(酢としょうがで煮たビサヤの魚)

フィリピン・ビサヤ地方の魚料理です。丸ごとの魚をしょうが、玉ねぎ、にんにくと一緒に鍋に入れ、水はほとんど加えずに酢をかぶるほど注いで煮ます。野菜は入れません。英語では「boiled pickled fish(ゆでた酢漬けの魚)」と呼ばれることもあります。

材料

4人分

作り方

  1. しょうがの半量と玉ねぎを鍋の底に敷く。

    ⏲ 2分
  2. その上に魚を一段に並べ、残りのしょうが、エシャロット、にんにく、粒こしょう、唐辛子をすき間に差し込む。塩をふる。

    ⏲ 3分
  3. 酢と水を注ぎ、ふたをせずに強火で沸騰させる。沸騰してから最初の2〜3分は混ぜない(チキンアドボ)。

    ⏲ 5分
  4. 火を弱めてふたをし、身が骨から簡単にはずれるまで15分静かに煮る。魚は裏返さない。

    ⏲ 15分
  5. 煮汁ごと、ご飯にかけて出す。

    ⏲ 1分

アレンジ

  • 北部のパクシウ・ナ・イスダ。 同じ酢煮の魚に、なすやゴーヤなどの野菜を加え、水も多くします。
  • サバやサバヒーで。 大きな魚は切り身にして同じように煮ます。
  • ボケロネス・エン・ビナグレ。 同じ種類の小魚を加熱せずに酢に漬けるスペインの料理です。あちらは酢が冷たいまま働き、こちらでは熱が働きます。

コツ

  • 水はほとんど入れないこと。 煮汁は酢そのものです。
  • 野菜は入れないこと。 そこが北部のパクシウとの違いです。
  • 主役のスパイスはしょうがです。
  • 煮ている間は混ぜないこと。 魚が崩れます。
  • ボケロネスとの違い。 ボケロネス・エン・ビナグレでは酢が寄生虫を殺さないので、魚を先に冷凍しなければなりません。この料理は魚に中まで火を通すので、その決まりは当てはまりません。同じ魚、同じ酢で、熱を入れるかどうかが安全のルールを決めるのです。
くわしい説明と理由 (1)
  • 最初の数分を混ぜない理由。 チキンアドボは同じ指示について「静かな表面がもたらすのは、鍋の上で邪魔されずに沸き続ける時間で、その間に酢のいちばん鋭い部分が飛んでいきます。」と言っています。ここでは酢を薄める水がないので、その数分がいっそう大事になります。

この料理の土台になる基本

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