トマトケフテデス(サントリーニのトマトのフリッター)

写真: Sam Holt · CC BY-SA 4.0

トマトケフテデス(サントリーニのトマトのフリッター)

サントリーニ島のトマトのフリッターです。トマトを包丁で細かく刻み、玉ねぎ、ミント、パセリと混ぜ、小麦粉で固めのたねにして、スプーンですくって熱い油に落とします。水は加えません。トマトから出る汁がたねの水分です。

材料

4人分

作り方

  1. トマトを包丁で5mm角に刻み、汁ごとボウルに入れる。ミキサーは使わない。

    ⏲ 10分
  2. 玉ねぎ、ミント、パセリ、オレガノ、こしょうを混ぜる。

    ⏲ 1分
  3. フライパンに深さ2cmの油を入れ、170〜180°Cに熱する。たねを1滴落とすとすぐにジュッと音を立てて浮き上がるくらい。

    ⏲ 5分
  4. 油が熱くなったら塩を加え、次にベーキングパウダーを混ぜた小麦粉をひとさじずつ混ぜながら加える。たねがスプーンから流れ落ちずに、ゆっくり落ちる固さになったら止める。

    ⏲ 2分
  5. たねを大さじですくって油に落とし、スプーンの背で少し平らに押す。片面2〜3分ずつ、濃い茶色になるまで揚げる。一度に入れすぎない。

    ⏲ 6分
  6. キッチンペーパーで油を切り、熱いうちに出す。

    ⏲ 1分

アレンジ

  • ザジキと:ギリシャでのいつもの組み合わせです。
  • フェタ入り:たねに少し崩し入れます。
  • 普通のトマトで:大きなサラダ用トマトはたいてい汁が多めです。刻んだトマトを少しざるに置いて汁を少し捨てるか、小麦粉を増やします。

コツ

  • 水は入れません。 トマトの汁が水分です。
  • 小麦粉は重さではなく固さで加えること。 トマトによって出る汁の量が違います。
  • 塩は揚げる直前に。 塩はトマトから水分を引き出し続けるので、待つあいだにたねがゆるみます(塩)。
  • 先に油を熱くしておくこと。 十分に熱くない油にゆるいたねを入れると、広がって油を吸います(揚げ物)。
くわしい説明と理由 (2)
  • トマトをミキサーにかけない理由。 ヒンカリは玉ねぎをミキサーにかけないよう言っています。「ミキサーにかけた玉ねぎは自分の水分を一度に出してしまいます」からです。ここでも同じです。ミキサーにかけたトマトは汁を一度に出し、その水分を抱えるのにより多くの小麦粉が要り、フリッターが重くなります。包丁で刻んだトマトは汁をゆっくり出し、揚げたあとも噛みごたえのある粒として残ります。
  • サントリーニのトマト。 英語版ウィキペディアによると、サントリーニは雨が少なく、トマトは露と湿気に頼って育ちます。水不足と石灰質の土壌がこの小さな品種を形づくり、2013年から原産地呼称で保護されています。この料理がそのトマトを求めるのはそのためです。

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