エスケシャーダ(手で裂いた生の塩だらのサラダ)

写真: Azulino · CC BY-SA 4.0

エスケシャーダ(手で裂いた生の塩だらのサラダ)

カタルーニャの塩だらのサラダです。塩抜きしたたらは一切加熱せず、手で細かく裂いて、トマト、玉ねぎ、オリーブオイル、酢で和えます。名前は「裂く」という意味のカタルーニャ語の動詞から来ていて、たらには一度も包丁を当てません。

材料

4人分

作り方

  1. 塩だらをたっぷりの冷水に入れ、冷蔵庫で36〜48時間置く。その間に水を4〜6回替える(浸水)。

  2. 身を少しちぎって生のままかむ。ほどよく塩味のついた魚の味になっていれば塩抜き完了。まだ塩辛ければ、水を替えてさらに6時間置く。

    ⏲ 2分
  3. 水気を絞り、皮と骨を取る。たらがすでに−20°Cで最低7日間冷凍されたものでなければ、ここでその期間冷凍し、冷蔵庫で解凍する(食感を損なわない冷凍と解凍)。

  4. たらを指で繊維に沿って細く裂く。包丁は使わない。キッチンペーパーにのせて、もう一度水気を切る。

    ⏲ 10分
  5. トマトの種を取ってさいの目に切る。玉ねぎ、パプリカと一緒にボウルに入れる。

    ⏲ 5分
  6. たらを加え、オリーブオイルと酢で和える。味をみて、必要な場合だけ塩を加える。オリーブをのせ、冷たいまますぐに出す。

    ⏲ 2分

アレンジ

  • パプリカ入り。 赤や緑のパプリカのみじん切りを加える人が多くいます。なすを加えるレシピもあります。
  • ゆで卵を添えて。 オリーブと並ぶ定番の付け合わせです。
  • レストラン風。 このページの写真はレストランの一皿で、レタスの上に盛り、クレソンをのせています。
  • バカリャウ・ア・ブラス。 手でほぐした塩だらを温め、卵でまとめるポルトガルの料理です。同じ材料を火にかけたものです。

コツ

  • 包丁は使わないこと。 手で裂くと繊維が残り、食感が生まれます。
  • 塩は最後に、必要なときだけ。 たらに残っている塩味が先です。
  • 夏の料理で、冷たいまま出します。
  • 塩も酢も寄生虫を殺しません。 この料理では、たらに一切火を通しません。−20°Cで最低7日間冷凍したたらを使ってください。柿の葉寿司と同じ基準です。
くわしい説明と理由 (2)
  • 火に一度も当たらない塩だら。 バカリャウ・ア・ブラスは「塩をした身は、ある意味ですでに火が通っています。」と言い、だからたらを温めるだけにしています。エスケシャーダはその温めることさえ省きます。あちらで塩抜きを確かめるために生のままかむ一片が、ここでは完成した料理です。つまりこのレシピの調理とは塩抜きのことで、味つけを確かめることが、そのままできあがりを確かめることになります。
  • 「カタルーニャのセビーチェ」。 英語版ウィキペディアは、魚が生で調味されているのでそう呼ばれることがあると記し、たらは塩漬けにして干したものだと付け加えています。セビーチェではライムの酸が身を締めます。ここではそれをずっと前に塩が済ませていて、酢は食卓で加えるドレッシングにすぎません。

この料理の土台になる基本

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