棺材板(クアンツァイバン、鶏肉とエビのクリームを詰めた揚げトーストの箱)

写真: Riblet15 · CC BY-SA 4.0

棺材板(クアンツァイバン、鶏肉とエビのクリームを詰めた揚げトーストの箱)

台南の屋台の軽食です。厚い食パンのかたまりを丸ごと揚げ、上を切ってふたにし、中に鶏肉とエビのとろりとしたクリームソースを詰めます。パンの器はふつう、入れたスープを吸ってしまいますが、これは先に揚げるので、具が入る前に壁が油でふさがれています。具はルーでとろみをつけ、箱の揚げていない内側がやわらかくなる前にすぐ食べます。

材料

2人分
  • パン
  • 食パン · 4〜5cmの厚さに切る。前日のもののほうがよい2個
  • 揚げ油1l
  • 具
  • バター25g
  • 玉ねぎ · みじん切り0.25
  • 小麦粉(中力粉)25g
  • 牛乳 · 冷たいもの200ml
  • 鶏がらスープ100ml
  • 鶏むね肉 · 1cm角80g
  • エビ · 殻をむいて半分に切る6
  • にんじん · 小さな角切り30g
  • グリーンピース20g
  • コーン20g
  • 塩小さじ0.5
  • 白こしょう1ひとつまみ

作り方

  1. 鍋にバターを溶かし、玉ねぎを3分炒めてしんなりさせる。小麦粉を混ぜ入れ、色づけないようにさらに2分炒める。

    ⏲ 5分
  2. 冷たい牛乳とスープを少しずつ泡立て器で混ぜ入れ、混ぜながら弱火で5分煮る。傾けたスプーンからすぐには流れ落ちない濃さにする。スープではなくソースである。

    ⏲ 5分
  3. 鶏肉とにんじんを加えて5分煮て、エビ、グリーンピース、コーンを加えてさらに2分煮る。塩と白こしょうで味を調え、ごく弱火で熱いまま保つ。

    ⏲ 7分
  4. 油を170°Cに熱する。パンのかたまりを丸ごと、返しながら1〜2分、6面すべてがきつね色になるまで揚げる。網の上に立てて油をきる。

    ⏲ 2分
  5. 上の耳の3辺を1cmほどの深さに切り、ふたのように持ち上げる。中のパンをスプーンで押し下げるか少しくり抜いて、箱にする。

  6. 熱い具を縁まで詰め、ふたを斜めにのせてすぐに出す。具はふたの下からスプーンで食べ、壁は手でちぎって食べる。

アレンジ

  • 名前:韓国語版ウィキペディアには、ある教授が、ふたのついた四角い箱を見て棺桶(棺材)のようだと言い、その名前が定着したと記されています。
くわしい説明と理由 (3)
  • 鶏レバーで:韓国語版ウィキペディアによると、1940年代に台南の康楽市場で初めて売られたとき、主な具は当時ぜいたく品とされていた鶏レバーでした。鶏レバーとマッシュルームのソテーを詰めると原型に近くなります。
  • カレーやコーンチャウダー:今の店では、カレー、クリームコーン、シーフードなどさまざまなものを詰めます。具が何であれ、ルーでとろみをつけるという決まりは同じです。
  • パンの器のスープと比べて:サワードウの器に盛るニューイングランド・クラムチャウダーはパンを揚げず、そのページはその結果を書いています。「パンが汁を吸うので、その場合はチャウダーを少し濃いめに作ります」。棺材板はその両方をします。具は濃く、パンは先に揚げます。

コツ

  • 前日のパンのほうがよい。 「乾いたパンほど油を吸いません。」メンボーシャの言うことがそのまま当てはまります。焼きたてのパンだと油が中まで広がります。
  • すぐに食べます。 パンはいずれ具を吸うので、具は食べる直前に入れます。詰めたまま置くと、パリッとしたままなのはふただけで、底はおかゆになります。
くわしい説明と理由 (3)
  • かたまりのまま揚げ、ふたはあとで切ります。 メンボーシャは切り口も立てて油に入れるよう指示します。「その面はパンの断面なので、そうしないと白く湿ったままになる」からです。棺材板はその性質を逆向きに使います。外側の6面すべてを揚げて油でふさぎ、切り口はあとから現れるので、すべて箱の内側になります。先に切ってから揚げると、内側にも油が入って重くなります。
  • 油の温度が壁を作ります。 メンボーシャの言うとおり、「150°Cより低いとパンがスポンジのように油を吸ってべちゃっとし」ます。油を吸った壁は防水の層ではなく、油のスポンジです。170°Cで短く揚げれば、乾くのは外側だけです。
  • 具はスープではなくソースです。 揚げた壁が守るのは外側だけで、箱の内側は揚げていないパンなので、さらりとした具はすぐにしみ込みます。ルーで濃くした具なら、それを遅らせられます(とろみのつけ方)。

この料理の土台になる基本

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